鹿児島全共に向けて

2020年、今年はオリンピックイヤーですね!

東京での開催とあって、日本中が盛り上がりを見せる中、実は黒毛和牛の世界でも、オリンピックに向けて動き出しているんです。

オリンピックと言っても、こちらは5年に1度の和牛オリンピック。

和牛オリンピックは、牛の改良の成果を競う「種牛の部」と、牛肉の肉質を競う「肉牛の部」があって、全国から500頭もの牛が集まります。

三重県は「肉牛の部」に出品予定で、この部は、2020年10月8日以降に産まれたオス牛(去勢)という規定があるので、それに合わせた種付けが、まさに今!なんです。

種付けといっても方法は“人工授精”と“受精卵移植”の2通りで、私達は“受精卵移植”で全共に向けての子牛生産をします。

で、この“受精卵”を、豊里で移植する分と、あとは三重県の他の繁殖農家さんにも使ってもらえるようにと、夏からコツコツと凍結保存していました。

鹿児島全共に向けての豊里での計画は、年明け1週間で60頭(!)、受精卵移植をするというもの。これは、15頭のオス牛を生産するという目標からの逆算で、15頭、オス牛を生産したかったら、30頭の子牛を生産する(オス:メス=15:15)、そして受胎率が5割という計算で、移植頭数が60頭になる訳です。

産まれたオス牛(去勢)は、7ヶ月令まで豊里で育てて、斡旋会で販売します。この時はセリではなく、予め牛によって価格が決められていて、競合の場合はクジ引きになります。

ここには、種付けしたけど受胎しなかった、産まれた子牛がメスだった、最初から販売会で購入するつもりだった…等々、三重県内の、鹿児島全共に取り組む農家さんが購入に来ます。

その後、何度か巡回して審査をして、だんだんに候補牛が絞られていき、最終的には、三重県から2頭が選ばれます。

前回の宮城全共は、豊里で産まれた牛が三重県代表に選ばれて、入選しました(豊里で肥育した訳じゃなくて、斡旋会で他の農家さんが購入された牛ですが)。

2022年の鹿児島全共では、うち由来の牛(受精卵とか斡旋会とか…)が優勝するのも夢じゃないと思います!それだけ力を注いできましたので

( ・ㅂ・)و ̑̑

まだ道半ばですが、これからも頑張りますよ〜!!