1月11日は松阪の子牛市場、12日は愛知の子牛市場と、2日連続で子牛のセリがあり、今回は、そのどちらの市場にも行かせてもらいました。
このところ、松阪の子牛市場には続けて行かせてもらってたのですが、今回、初めて、愛知の家畜市場(正確には『あいち家畜市場』)にも行かせてもらいました。
ここ数年、繁殖部門で採卵や種付けの際の交配を考えるのをやらせてもらっていて、やはり、市場で子牛を購入してもらっている肥育農家さんや、受精卵を購入してもらってる繁殖農家さんに、直接お話を聞いたり、情報を教えてもらったりすることで、今後の交配にも活かしていこう、と、今回は『お勉強』をしに行ったのです。
松阪の子牛市場は、出品牛のほとんどが豊里の牛だったので、松阪とは全く違う、あいち家畜市場の雰囲気に、かなり圧倒されました…。
広い!!
そして牛が多い!!
初対面の方に自分から話かけに行くのは、かなり勇気がいりましたが、今回、たくさんの方とお話させてもらって、勉強になることも多々あり、次のセリではこういう人と話をしてみよう、こういう風にしたら話しかけやすいかも、なんていう描きも湧いてきたりして、やっぱり一歩踏み出してみると収穫がたくさんあったなぁ…、かなり緊張したけど…。
今回、あいちには17頭の子牛を出品しました。
豊里の牛は、(大きな声では言えませんが)、市場の中でもかなりの高値で競り落としていただいていたのですが、それでも自分なりに次につなげる改善点が見えてきて、結果を報告してもらって机の上で描いているよりもずっと、直接市場に出向いて肌で感じる方が得るものがあるなぁと実感しました。
まぁ、そうは言っても種付けから市場に出すまでに約2年かかる訳ですから、常により良きを目指して考えて種付けをしても、すぐに反映されないのが、もどかしくもあり、また面白いところなんですけどね…