牛が走る!!

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いつも自転車で職場へ向かう途中に、100メートルもある長〜い牛舎があります。

そこを通ると、時に牛たちが一斉に自転車を追いかけて走りだし、そして追い越して行きます。
その速いこと速いこと!!
これぞ、まさに『猛(モ〜)ダッシュ』!!
ε=ε=ε=┏( ・_・)┛

なんちゃって(≧∇≦)

この暑さに、少しでも涼しい風を吹かせて節電に貢献できたら幸いです(^w^)

発情の観察

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今日は、牛たちがのんびりとした時間を過ごしています。

うちでは、お母さん牛の発情を知るのに、『牛歩』という牛の歩数計を足につけていて、発情がくると歩数が上がり、そのデータがパソコンで見られるようになっています(便利なモノがありますね〜)。
が、実際に牛を観察して発情を見つけることも平行して行っています。

ただ、今日みたいに牛たちが穏やかな日は、発情しているお母さん牛を見つけるのがけっこう難しいのです。

牛の発情行動には、他の牛に乗る・乗られる・よく啼く…などありますが、こんな日は、そういう行動で発情を見つける事がほとんど出来ないので、その牛の“雰囲気”でチェックするようにしています。

これがなかなか面白いです!
日に日に観察力が研かれてきているような気がしますが、でもそれが当たっているかどうかは???です(笑)。
目指せ!コンピューターに負けない観察力!!

WCS部会研修会

今日は豊里実顕地も参加している『ヤマギシWCS部会』の研修会に行って来ました。

研修会の目的は、他地域で『稲発酵粗飼料・WCS』に取り組まれている農家さんの視察です。今日は、部会員7戸の全ての耕種農家さん・畜産側の豊里メンバー・中央普及所並びに関係機関の皆さん、総勢22名で行って来ました。

今日お邪魔したのは、岐阜県養老郡養老町で大規模農業経営を営まれている『株式会社笠郷営農センター』さんです。経営面積は約350ha~400ha。水稲110ha、大豆100ha、飼料用稲70ha、野菜50ha、稲ワラ収穫200ha、従業員数約20名(通年雇用)とかなり大きな経営をされています。

WCSに関する取り組みだけに留まらず、大規模経営に対する考え方、担い手としての想いなど貴重なお話を聞かせて頂きました。

お昼は名水百選にも選ばれている『養老の滝』の麓で頂きました。

丸一日の視察研修会でしたが、たいへん興味深いお話を聞かせて頂き、良い研修会になったと思います。

最後になりましたが、㈱笠郷営農センターの小野代表、本日はお忙しい中受け入れて頂き、誠にありがとうございました。

 

 

餌の話・・その4(緑餌)

餌の話その4は緑餌についてです。

豊里実顕地の肉牛部では、これから種付けをする繁殖の牛と、妊娠中のお母さん牛に青草(生草)を与えています。毎朝刈り取ってきた青草TMRとしてフィーダーであげます。

牛ちゃん達も新鮮な青草は大好きです。嗜好性が上がるのは勿論、種付けの受胎率にも影響してくるそうです。

現在栽培しているのは、イタリアン・ソルゴー(ソルガム)・スーダン・エン麦・リードキャナリーなどです。栽培できる季節が違うので、季節に応じて品種の違う草をあげています。豊里だけでは補えない期間があるので、伊賀の青蓮寺農場や、四日市の内部川などで栽培してもらったものを刈り取りに行く時期もあります。

↓収穫専用機です。バックで刈って前のワゴンに飛ばします。

 

仔牛市に行って来ました。

昨日お知らせしていた通り、今日は『松阪仔牛市場』に行って来ました。仔牛市は生後300日前後の仔牛が出品されます。

セリの日の朝は早いです。牛は繋いでおくだけでも体力を消耗するので、出来るだけ直前に車に乗せます。なので、当日の早朝に積み込んで市場に連れて行きます。ちなみに今日は3時30分開始でした。

車に乗せたら、約1時間かけて松阪市にある市場に向かいます。市場についてからも出品者はやることが沢山あります。まずは体重の計量をします。この数値は日齢とあわせて成長具合の目安となります。その他にも、ここで『鼻紋』の照合をしたり、牛におかしなところがないか獣医さんがチェックします。

 

そして購買者の方が来る前に、綺麗にブラッシングをします。

 

 

午前10時いよいよ市場の開始です。なかなか見る機会がないと思いますが、競り場の様子はこんな感じです。

 

1頭ずつ競り場に通して、競りが行われます。購買者の方は手元のスイッチを押して入札します。まず進行役の方が『発句値(ほっく)』を決めます。今日は20万円くらいからでした。3人以上がスイッチを押すと競りが開始され、最後まで押している人が購入者となります。押している人が2人になると値の上がるスピードが遅くなります。購買者が決定するまで、誰が入札しているかわからない仕組みです。

 

 

今日は連れて行った牛全頭を完売することは出来ませんでしたが、暑い中、牛も人もお疲れ様でした。

 

明日は仔牛市!

肉牛の農家は、生育段階に応じての分業制が主流です。種付けから仔牛の育成をする『繁殖農家』、仔牛を購入してきてお肉になるまで育成する『肥育農家』、雄♂を種牛にそだてる『種牛農家』などです。豊里実顕地のように繁殖から育成・肥育まで全てを担っている農家は『一貫農家』などと呼ばれています。

というわけで、肥育農家が育てる牛を繁殖農家から購入する為の『仔牛市』が全国各地に存在します。九州などの大きい市場では数百頭単位で出品され3日間続けて開催される巨大市場も存在します。

現在、豊里実顕地が出品させて貰っている市場は、松阪(三重)・関(岐阜)・新城(愛知)の3市場です。明日はその中の『松阪仔牛市場』の2ヶ月に1度の開催日です。明日は全体で50頭程の出品が予定されています。

詳しくは、また明日報告しますね。