授精卵の判定

以前、生意気にもジュセイランの問題をだ出させていただきましたが、出題しておきながら、答えをどのタイミングでどのように投稿しようか、ちょっとオモシロクしたいな~とか色々と欲を出してしまったもので、結果、何も浮かばず現在に至ってしまいました…。
どうもすみませんm(_ _)m

で、ヒネるのはもう諦めました。
正解は…

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こちらが生きている授精卵です。
とっても良いAランクの授精卵です。

そして、こちらは…

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発育が途中でストップしてしまった、Dランクの授精卵です。もう生きていません。
ほとんどの方が、こちらが生きている授精卵と思われたようです。
反応して声を掛けてくださった方々、どうもありがとうございました☆

仔牛登録

今日は月に一度の『仔牛登録』の日でした。

皆さん、国産牛は産まれてからお肉になって店頭に並ぶまで、10桁の統一された番号で管理されているのをご存知でしょうか?(牛肉トレーサビリティ法に基づく)

その番号を調べれば、どこで産まれて、どこで育って、どこでお肉になったかを知ることができます(個体識別番号)。また黒毛和牛は仔牛登記書というものがあり、それを見れば血統なども知ることが出来ます。(スーパーのお肉屋さんなどに貼ってあったりします。)

つまり牛ちゃん達の戸籍登録といったところです。それを豊里では、だいたい月に一度のペースで行います。

それでは、どうやって登録していくかと言うと・・・

『鼻』が重要な役割をします。

牛の鼻には『鼻紋』というシワがあります。そうです人間で言う『指紋』の鼻版です。一頭一頭まったく違っていて,しかも一生変わりません。これは体細胞クローン牛であっても同一ではない(wikipediaによると)そうです。

その鼻紋を1頭ずつ手作業でとっていくのですが、これが超アナログな方法なんです。鼻にインクを塗って、半紙のような専用の紙に版画のように写し取っていくという方法でやります。

今の世の中、もっとハイテク(センサー使って読み込むとか?)な方法でやれないのかと思ったりもしますけどね・・・。何はともあれ、今日は66頭の鼻紋をとってもらいました。