3月5日に、東京で開催された「乳肉用牛増頭等生産システム高度化推進事業 乳肉用牛生産技術高度化セミナー」という、何とも近づき難いタイトルのセミナーに行ってきました。
しかも今回は講師で(灬º 艸º灬)
受講者は120人余り!!
私の演題は、「肉用牛ゲノミック評価と和牛Sort90を用いた受精卵生産」です。
“肉用牛ゲノミック評価”というのは、このブログでも時々投稿していますが、和牛の遺伝子を解析して、その牛の持つ遺伝的な産肉能力を推定する新しい技術です。
“Sort90”というのは、雌雄産み分け用選別精液のとこで、90%以上の確率で雌雄の産み分けができます。
簡単に説明すると、この2つの技術を組み合わせて経営的にどう儲けるか、のモデル農場としてお話をさせてもらったという訳です。
これを実践して、成功(?)している農場はまだまだ少ないそうで、ご質問も沢山いただき、またセミナーの後にも色んな方に声をかけていただきました。
新聞社の方、畜産関係の雑誌社の方にも、取材をさせて欲しいと名刺をいただきました。やるね、豊里肉牛部!!
豊里で長年やり続けてきたこと、また、皆で試行錯誤しながら新しいことに挑戦していけるこの環境の大きさを、改めて感じました。
それから、セミナーの後、色んな方とお話している中で、“なるほど、こういう事をみんな知りたいんだぁ、よし次はこのネタで行こう”というのが、実は私の中に芽生えてしまいまして、まぁ、わざわざ自分からは行きませんが…(苦笑)。
ちなみにこのセミナーの続編が、冬にまた東京であるそうで、今度は300人規模なんだとか…。
はぁ…、ほんと心臓に悪いですね…。
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翌日の日本農業新聞に、小さいですがセミナーのことが載っていました!
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追記…3月8日
今日のお昼頃、「先日のセミナーが好評で、資料の送付依頼が多数来ています。また、『農業と経済』という雑誌に、今回のヤマギシさんの取り組み内容を掲載したいと打診があります。」との連絡がありました。
急展開ですね…!!
もちろん、快諾させていただきました★