今日は、あいち家畜市場で子牛の競りがあり、またまたお勉強のために、私も行かせてもらいました。
話題は一旦逸れますが…
『伊賀生まれ伊賀育ちの伊賀牛』を安定供給するための取り組み、『伊賀市地域内一貫肥育モデル事業』がスタートしたのは一昨年の7月でした。
これは、春日山で飼育している乳牛に、(豊里で生産された)黒毛和牛の受精卵を移植して和牛子牛を生産し、伊賀市内で伊賀牛の繁殖から肥育まで一貫して完結させるというものです。
昨年4月から、春日山で黒毛和牛が続々と産まれてきて、その子牛が伊賀市内の繁殖農家さんのもとで飼育され、メスの子牛は肥育農家さんのもとで『伊賀牛』として肥育されます(伊賀牛は未経産のメスのみ)。
オス(去勢)の子牛は、子牛市場に出品して競りにかけられるのですが、今日、春日で生まれた子牛が初めて子牛市場に登場しました!
今回、初めての出品にも関わらず、4頭の出品牛のうち2頭は、かなりの高値で落札してもらい、出品した農家さんは想定外の高値に興奮して手が震えたそうです。
今日は、春日山からも子牛市場に駆け付けてくれて、ここに至るまでのエピソードや今後の展開についてまで話は尽きず、大いに盛り上がりました。
私もこの事業の中のほんの一部ですが、和牛受精卵の部分で関わらせてもらって、なんだか今日はお腹いっぱい、(幸せな)いい気持ちで帰路につきました。
春日山酪農部の今後の展開も、目が離せません、自分の事みたいにワクワク(ドキドキ…?)します( *^艸^)