7月19日に、第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会(通称:和牛オリンピック)の、三重県代表を決める最終予選会が開催されました。
会場は、豊里球場のサブグラウンドです。
ここに、最終選考に残った牛たちが集まって、三重県代表の2頭を選出します。
豊里からは、2頭が最終予選会に臨みました。
暑さ対策のため、朝6時から搬入、7時から予選会という、農家ならではのスケジュールです。
しかし、今日は朝からあいにくの雨…。
そこで、急遽、球場横の屋根のある所に、牛をつなぐための単管を組み直しました。
この時は、まだ朝の5時半です。
そこにモミガラを敷いて…
6時近くになると、牛を乗せたトラックが次々と入ってきました。
そしてトラックから牛を降ろして…
まずは体重を測ります。
これがまた、なかなか牛が体重計に乗ってくれなくて…
((´д`))
続いて、体高や体長、胸囲などを計測していきます。
全ての牛の体測が終わると、審査員の方々の審査が始まりました。
身体の大きさだけではなく、全体的なバランスや皮膚の柔らかさなども細かく審査して、本大会までの期間の “のびしろ” なども考慮されます。
そして、いよいよ審査結果の発表です。
豊里の牛『里姫7381』号は、みごと1位で県代表に選出されました!
私が横に立つと、めちゃくちゃ大きな牛に見えますね…。まぁ、実際大きな牛なんですけど…
ほんとに2頭とも立派な牛に育ってくれました。
もう1頭の『里姫7388』号は、補欠代表です。
ここから、更に10月の鹿児島大会まで約2ヶ月半肥育をして、本大会に臨みます。
三重県がエントリーしているのは、第8区の去勢肥育牛の部です。
豊里から三重県代表で全共に出場できるなんて、どこか遠い夢のように思っていたのですが、みんなの気持ちが寄りあって、ここまで来れたな〜…と、とても感慨深いです。
まだ通過点ですが、ここからまた、みんなからの愛情が更に注がれて、10月の本番を迎えられたらと思います♡
☆ 追記 ☆
翌朝の農業新聞に、最終予選会の記事が掲載されました。