種雄牛センター…その②

翌日は、雄牛を飼養しているセンターを見学させてもらいました。

私たちが普段から利用している精液の牛も5頭見せてもらいました。

イメージしていた雄牛とは違って、温厚そうに見えたのと、あと体格もガッチリというよりは、シュッとしてるなぁという印象でした。できるだけ長期間、種雄牛として飼養できるように、あまり太らせないよう管理しているそうです。

中には、芝生イヤ、1人(1頭)だけで外に出るのもイヤ、美味しいものくれないと出てやらないぞ、という気難しい牛もいて面白かったです。こういう性格が遺伝すると…困っちゃいますね(苦笑)。

その後は会議です。

この会議こそが、ここへ来た一番の目的なのですが、またまた荷が重い宿題をいただいてきてしまいました…。

来年、東京でナントカカントカ…。

まぁ、その話はまたの機会に(´艸`)

種雄牛センターへ

11月27日〜28日で、群馬県にある種雄牛センターへ研修に行ってきました。

ここは、和牛精液はもちろんのこと、雄雌の性選別精液や、昨年から始まった和牛のゲノム解析でも大変お世話になっています。その施設も見学させてもらいました。

性選別の機械を持っているのは日本でここだけなので、他県からも県有牛の性選別の依頼なんかも来るようです。

それから、ゲノム解析…。

昨年、今年と、こうやって尻尾から採取した約320頭分の毛根試料をこのセンターに送っていました。

全国からのゲノム解析を一手に担っている現場を覗かせてもらうと、上の写真のような黒い毛はほとんど見当たらず、そこには白い毛ばかり…!!

ゲノム解析の依頼は、ほとんどが乳牛なんだそうです。

「白い毛ばかりなんですね…」と呟くと、「乳牛の尻尾は全て白ですよ」とのこと。このセンターでは常識みたい。

えっっ…!!そうなの??

でもさ…、たしか、うちに黒い乳牛がいたような気がする…。

あと、驚いたのは、ここでは牛や豚、犬や猫の他にも、ものすごい種類の動物や甲殻類(!)のゲノム解析も扱っているそうです。

例えば、岡山県で放流した稚カニが、どこで水揚げされるかを調べるためにゲノム解析が活用されていたり、イルカの生態調査にもゲノム解析の技術が利用されていたりするそうです。

実際、私たちが見学させてもらっている時にも、大量のカニの一部サンプルを検査していました。気の遠くなるような作業です…。

この日の夜は、懇親会。

牛の繁殖や改良に関わるメンバーばかりの懇親会、話は尽きることなく、夢は大きく拡がります…。

心の支えに

とうとう、この日を迎えてしまいました。

昨夜はなかなか眠れず、何とか寝ついたのが深夜2時。それなのに、早朝4時に目が覚めてしまいました…。よっぽど緊張していたんですね(苦笑)。

発表は一番手です。

この日のために練習を重ねてきましたが、やれる感じが全然しない…。

という私の心に救世主が…!!

何てことない、ただの教壇(?)なんですが、私にとってはこれがあると無いとでは大違い!!

…というのも、この台がない前提で、カンペなしの練習をしていたので、どちらかと言うと、「なんだ、台があるなら困った時にはカンニングできるじゃん!」と、ちょっと気持ちが軽くなりました。

まぁ、でも本番は緊張しまくりだったんですけどね…。

なんとか発表を終え、質疑応答に移ります。恐れていた、答えられないような難しい質問もなく、正直ホッとしました。

発表のあとは、想像していたよりも反響が大きかったようで、色んな方々から声をかけていただき、豊里で25年あまりかけて積み重ねてきたことの重みを感じました。

それから、むらネットの方に研究会の事を平本さんが投稿してくれていますが、「平穏に淡々と」やっていきたい私にとっては、ちょっと困ったことになったな…という感じです。まぁ、客観的には面白い文章なんですけどね…。

あの発表をしてしまったことで、これからまた、ひと山ふた山ありそうです。

年に一度の…

今日から3日間、全国から家畜の受精卵生産や移植に携わる人たちが三重大学に集結します。関係者にとっては、年に一度の大イベントです。

今日と明日の午前中は、実務者ネットワークといって、実際の業務に携わる人たちの勉強会といった感じかな…。とは言っても、けっこう難しい内容でした…。

夜には懇親会があり、普段は出会えないような方とも知り合えて、また情報交換ができる貴重な場でした。

こういう場は初めてなので、ほとんど知らない方ばかりでしたが、それでも色んな方とお話することができました。

明日の午前中は受精卵移植の勉強会、午後からは胚移植研究会が始まります。

私の緊張は、まだまだ続きます…。

梨の袋かけ

今日は高野尾小学校の3年生、4年生が梨の袋かけにやって来ました。

職場のすぐ横の果樹園だったので、私もお手伝いさせてもらいました。

梨は丁寧に扱わないと落ちてしまうので、小学生には難しいかな…と、これまで小学生を受け入れたことはなかったのですが、「高野尾小学校の子なら、やれるかもしれない」と、昨年までブドウの袋かけだったのを今年は梨の袋かけに挑戦しました。

まずは摘果した梨を使って袋のかけ方を練習し、合格したら本番の袋かけです。

みんな真剣な表情で、丁寧に袋をかけていました。

秋にはまた、収穫に来ます。

美味しくなぁれ〜(。>ㅅ<。)

大丈夫?!

またまた次女の話…。

大したことではないのですが、私的には面白かったので、投稿させてもらいますね。

今日、次女は初めて幼稚園の後、「お友達のお家」に遊びに行くことになりました。

お友達のお母さんが、「あかりちゃん、うちは犬とか猫とかいるけど、大丈夫かな?」と聞いてくれたのですが、次女の返事は、「大丈夫!!うちにもね、可愛いネコのぬいぐるみがあるから!!」

すごく自信満々に答えてましたけど、それって「大丈夫」なのかな…(笑)。

ただ、それだけのことなんです(*^_^*)