今、5年に一度の和牛の祭典、第11回全国和牛能力共進会が宮城県仙台市で開催されています。
三重県からは第9区(去勢肥育牛)に2頭を出品しました。
2年前にも宮城全共に関するブログを投稿していますが、この時に照準を合わせて種付けをし、生まれてきたオス19頭は個別飼いで育てて7ヵ月令の時に県内の各肥育農家さんの元へ送り出しました。
あれから約1年半…。あの19頭のうちの1頭が、今回の全共の三重県代表に選ばれました!
新聞に掲載されている下の写真が、豊里生まれの牛、「里芳国0672」号です。
この牛を肥育した農家さんは、当時一番大きい子牛だっただけにプレッシャーも大きかったそうで、代表に選ばれて内心ホッとしていると話されていました。
今回は、滋賀県が出品する4頭と乗り合わせて宮城県の会場へ向かいます。
9月5日、待ち合わせ場所は豊里ファームです。
さぁ、乗り合わせのトラックに積み替えて出発です。
肥育農家さんやJAの方、全農の方、そして我らが肉牛部のメンバーに見送られて、トラックは出発しました。
さてさて宮城県の会場では、第1区(若雌)から次々と審査が始まり、去勢肥育牛の第9区の審査は一番最後です。
結果は、鹿児島県の牛が優等賞1席、「里芳国0672」号は18席でした。78頭中の18位です。
枝肉のセリでは、優等賞1席の枝肉に5万円/100gの値が付いたそうです!!
次回の舞台は鹿児島県です。
今回の全共用の種付けが始まった約3年前には想像もつかなかったくらい、豊里肉牛部も色んな事が進歩していて、5年後の鹿児島全共に向けては、今回よりも更に上を目指せるのではないかと、期待と夢が膨らみます(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
ま、まずは目の前のことを一つずつ、なんですけどね…(*^_^*)