とても大事な日に

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今日は私たち繁殖メンバーにとって、新たな一歩を踏み出した日でした。

…というのは、…何から書いたら良いのか…。
まず、事の発端は、とある和牛の繁殖農家さんに、うちの和牛の凍結授精卵を買いたいと言われたところから。
で、その農家さんは、うちの凍結授精卵が販売できるレベルになるように、授精卵移植器メーカーの社長さんを紹介してくれました。
その社長さんは、「あ、ヤマギシさん知ってます。お得意さんです!」
…という流れから、わざわざ豊里に足を運んでくださり、更にメールで何度もやり取りしながら、採卵から検卵、培養、凍結と何から何まで指導してくださったのです。
およそ20年前に豊里で和牛の授精卵移植を始めて以来、ずーっと代々同じやり方を忠実に引き継いできた私たちにとって、本当にありがたい限りです。
で、時代はかなり変わっていたみたいです(笑)。

話は戻って…。この採卵から凍結までの流れの中で、私は主に検卵、培養、凍結を担当していて、今日はその培養と凍結についての指導をしていただく予定だったのです。

ところが、です。
こんなにこんなに大事な日に、なんと次女が熱を出してしまいました!!
え〜っっ、そんなぁ…!!どうしよう〜…。
早朝からパニックに陥っている私を見て、夫が2時までなら何とか自分が見るよと、家に仕事を持ってきて、仕事しながら次女を見てくれることに。
ホントにホントに助かりました!!

おかげで充分に指導を受ける事ができ、更にお話もたくさん聴けて、今まさに凍結授精卵販売が現実のものになろうとしているのです。

3年前に私が肉牛部繁殖部門に来たときには、こんな時が来るなんて夢にも思っていませんでした!
世の中、何が起こるか分かりませんね。

…という訳で、この話は進展があり次第、また報告させていただきますね。

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