7月末から約1ヶ月間、繁殖メンバーのうち3名を人口授精師や授精卵移植師の講習へ送り出していて、それだけでもスゴイ事なのですが、更に更に明日から3日間、高橋夫妻が北海道に出張してしまうのです!!
つまり、日中、岡本地区に残るのは私一人!!
めっちゃヤバイじゃん!!
…という訳で、きっとここに投稿するネタをゲット出来ると思いますので、乞うご期待!!
あっ、やっぱりあんまり期待しないでぇ~(苦笑)。
昨日の夕方、高橋さんから電話がかかってきました。
なんでも、先月凍結授精卵をお届けした岐阜の牧場へ、明日(今日のことですね)の朝イチでまた凍結授精卵(20卵)を持って行くから、一緒に行けるか?との事。
えーっ、また突然そんなことを…。
…と、ちょっと文句を言いたいところでしたが、まぁ高橋さんの事だから(笑)こんな事もあろうかと、実は土曜日のうちに一応、書類やら何やらを下準備しておいたのです。セーフ!助かったぁ!!
…というのは、本当は今回、凍結授精卵は郵送したかったのですが、これがなかなか液体窒素のボンベを取り扱ってもらえる業者さんがおらず、かなり苦戦していて、とにかく早く欲しいという農家さんのご要望にお応えするには、もう今日お届けするしかなかったんですね…(そのワケは次の投稿で)。
そんな訳で、いつ急展開するか分からない事態にしっかり備えていた私、ちょっと褒めてやりたいですねぇ!
あ、スミマセン。あまり調子に乗らないようにします…(苦笑)。
日曜日♪♪
…ですが、今日はお昼の哺乳やれる人が少ないそうで、微力ながら、私も戦力に加わらせてもらいました。
しかもおまけ付き☆
2年生の崇一郎くんです。「一緒に行きたい!」と言うので、「仕事をするんだぞぉ」と条件を出したら、まぁホントに一生懸命やってくれました!
↑↑↑広いお部屋に引越したばかりの子牛ちゃん、喜びを全身で表現しています。
カワイイ(´ω`*)
哺乳が終わって一息ついていたら、乳牛部から、子牛(和牛)が生まれたと連絡が…。
連絡を受けた石川さん、
「よし、崇一郎、ホルスタインが産んだ和牛を引き取りに行こう!」
崇一郎、「え?ホルスタインって何??」
私、「えー、ホルスタインっていうのは“モ~!”って鳴く方の牛で…(笑)」
石川さん、「で、和牛は“メ~!”って鳴くんだよな(笑)」
…と、まぁこんな感じで乳牛部へ向かったのでした…。
あっっ、この文章を読んで、「ん???」と思われた方、えーっとですねぇ…、うちでは主に授精卵移植で和牛が誕生しているのですが、人間でいうところの“代理母出産”です。
当たり前の事ですが、人間と同じくホルスタイン(乳牛)も赤ちゃんを産まないと乳が出ず牛乳が生産できない訳で…。
あ、知らない方にはこの先ちょっと難しくなりそうですので、今日はこの辺りで。
そのうち、たぶん、いつか、機会があれば(…と、しっかり予防線)、わかりやすく解説させていただきますね。