送る言葉

5月27日、私たち家族を含め、豊里の子ども達みんながお世話になった伊達鉄雄さんの告別式がありました。
私はそこで、伊達さんへの送る言葉を手紙にして読ませてもらいました。

当日は、伊達さんを前にしたら想いが溢れて(涙も)言葉が詰まってしまい、ほとんどちゃんと読めなかったのですが、手紙にする前の下書きが残っていたので、ここに載せさせていただきます。
手紙は、伊達さんと共に旅立っていきました。

伊達さんへ
私の日常の中に、伊達さんはあまりにも当たり前のように溶け込んでいたので、なんだか、まだバッタリ村の中で出逢えるような気がしています。

伊達さんは道で私を見つけると、あのいつものスクーターでスーッと近づいてきて、さくらんぼやあけび、キウイ、デコポンなどなど、珍しい季節の果物をスクーターの前かごから出して、「おぉ、これ、やるわぁ」って、それだけ言って、スーッと、また行ってしまうんです。
あ、ポケットから栗を出してくれたこともありました。伊達さんのところの栗の実、大きくて立派なんですよね。毎年、栗ご飯の季節が本当に楽しみでした。私の、愛和館メニュー、ベスト1です。

それから、伊達さんは子どもが大好きでしたね。
子ども達の夕食時には必ず伊達さんがすぐ近くのテーブルにいて、食事の終わった子どもを膝の上に乗せて、ずっと見ていてくれていました。いつも着ていたあの黒いダウンベストの左胸にある、3色に光るボタンを押すのが、子ども達の楽しみの一つでした。
私の娘達も本当にお世話になりました。

また、太陽の家の子ども達の大好きなお散歩コースは、伊達さんの畑でした。伊達さんの畑には、いつも必ず、何か食べられるものがなっているからです。そこで初めて出逢った木の実も沢山あります。
一時帰宅された時も、太陽の家の子ども達に会いたいと、お庭へ行かれたそうですね。
子ども達、大きくなっていましたか??
元気に走り回っていましたか??

この先もずーっと、お空の上から子ども達の成長を見守っていてくれますよね、きっと。

伊達さん、本当にありがとうございました。

平成27年5月27日
中江果林

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