まだ続きがありました…。

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じゃがいも収穫が無事に終わり、さぁ帰ろう!…と思っていたら、うちの職場のボス、高橋さんから携帯電話に連絡が入っていました。
昨日、うちから穂別実顕地へ出発した4頭の和牛たちの(あ、この話題はまた後日、投稿しますね)、繁殖履歴のデータが欲しいと…。
「え〜、今から??面倒くさ〜い!!」とボヤきながらも、次女を見てくれている千鶴代さんに連絡。
千鶴代さんは快く次女の昼ごはんまで見てくれることに…。ありがとうございます(^人^)感謝♪

で、その“面倒くさ〜い”仕事も済んで、さぁ娘を迎えに行こう!と歩いていると、今度はもう一人のボス、洋子さんから電話が…。
「すぐ来れる??逆子の介助、手伝って〜!!」
わ、わぉ!!
で、再び千鶴代さんに電話。千鶴代さんは次女のお昼寝も見てくれることに…。本当に、感謝、感謝m(_ _)m

大急ぎで着替えて牛舎へ!
私に連絡が来るってことは、相当つかまえられなかったのかな、助っ人が。
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その通りだったみたいです…。

で、介助、心臓マッサージ等々の甲斐あって、呼吸も安定し、荷台で今にも立ち上がりそうなくらい元気になった子牛を全力で抱えながら、洋子さんの運転する軽トラで子牛舎へと向かったのでした…。

ま、終わり良ければ全て良し、たまには高橋さんからの“面倒くさ〜い”仕事も役に立つんですね(苦笑)。
あのまま娘を迎えに行っていたら、こんなにサッと動けませんからネ。

ふぅ〜〜〜、よく動いた日曜日でした。

青空の下で

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顕微鏡やパソコン画面とにらめっこばかりしていた私が、2日前からこの娘達にお昼の餌やりをする事になり、すごーく久しぶりに青空の下で仕事をしています。
ほんの30分ほどの作業なんですが、それでも外で汗をかくのが気持ちいいなぁと思います。季節のせいもあるのかな…。
私はこの発酵飼料の匂いが意外と好きで、たしか次女を妊娠した時も、“この匂いが気持ち悪くなったら他の人に代わってもらおう”と思っていたら、それが全然嫌いにならずに、結局お腹がつっかえるようになって代わってもらったんだっけ…。

そういう訳で、これからはもう少し、ウシの話題が提供できる…かも??

すみません、あまり期待はしないでくださいm(_ _)m

春日山生まれの子牛たち

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今日は松阪子牛市場に、去年の夏、春日山で生まれた子牛たちが3頭出品されました!!

私は豊里で居残りしていたので、残念ながら様子はお伝え出来ないのですが、春日山からも、養牛部の人達が駆けつけてくれたようです。

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今年の初市♪

1月8日(火)は、2013年初の松阪仔牛市でした。

仔牛市のおさらいはこちらをどうぞ⇒ 過去記事:「仔牛市に行って来ました。」

今回豊里からは、雄・雌あわせて61頭の仔牛を出品しました。最近は平均して50頭以上を出荷できるようになってきていましたが、60頭を超えたのはすごい成果だと思います。

おかげで、普段は3台の出荷車に積み込むのですが、今回は乗りきらず、1台の車は2往復して計4台に分乗して連れていきました。

出荷車

今回連れて行った仔達は、比較的大きく育っていたように思います。成長を判断する材料として「増体率」という数字をよく使います。「生後日数 ÷ 体重 = 増体率」という式になります。要するに、生後300日で300Kgで増体率1.0ということです。増体1.0以上ならまず良いという感じです。

体重測定

これまでは増体率1.0を下回る仔が多かったのですが、今回はそれを上回る仔も沢山いました。いくら増体が良くても太っていては意味がないのですが、僕が見た限り無駄な脂肪が付いているという感じもなかったように思うので、良い方向に仔牛が変化してきているのではないでしょうか。要因としては色々あると思いますが、その一つとして昨年から取り組んでいる「発酵TMR」の効果が出てきているのかなと思っています。

さて、今回のセリ市の結果ですが、連れて行った61頭中60頭が競り落とされ、次の飼い主さんのところへ出発していきました。平均価格も「40万/1頭」以上で、まずまずといったところでした。まだ他所の市場よりは低価格ですが、業界全体の相場が上がってきているように感じました。このまま推移してもらえれば良いですね。

市の樣子

 

 

ウシのツノ

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和牛といえば、立派なツノが生えているイメージがありますよね?
うちにも、まぁ本当に色んなツノを持った牛たちがいます。左の写真の牛は、ツノがあんまりキレイにカーブしているので、私は『メリーさん』と呼んで可愛がっているのですが、まだ彼女に私の想いは届いていないようです(涙)。

そうそう、これは聞いた話ですが、右の写真のような立派なツノは、どうやら包帯でグルグル巻いたりなんかして矯正して、それで美しい形に仕上げるらしいです。うちでは見たことがないので詳しいことは分かりませんが…。

あ、ちなみに。勿論みなさんお分かりとは思いますが、右の写真の牛は、うちの牛ではありませんよ。念のため…。