まだ続きがありました…。

image

じゃがいも収穫が無事に終わり、さぁ帰ろう!…と思っていたら、うちの職場のボス、高橋さんから携帯電話に連絡が入っていました。
昨日、うちから穂別実顕地へ出発した4頭の和牛たちの(あ、この話題はまた後日、投稿しますね)、繁殖履歴のデータが欲しいと…。
「え〜、今から??面倒くさ〜い!!」とボヤきながらも、次女を見てくれている千鶴代さんに連絡。
千鶴代さんは快く次女の昼ごはんまで見てくれることに…。ありがとうございます(^人^)感謝♪

で、その“面倒くさ〜い”仕事も済んで、さぁ娘を迎えに行こう!と歩いていると、今度はもう一人のボス、洋子さんから電話が…。
「すぐ来れる??逆子の介助、手伝って〜!!」
わ、わぉ!!
で、再び千鶴代さんに電話。千鶴代さんは次女のお昼寝も見てくれることに…。本当に、感謝、感謝m(_ _)m

大急ぎで着替えて牛舎へ!
私に連絡が来るってことは、相当つかまえられなかったのかな、助っ人が。
↑↑↑
その通りだったみたいです…。

で、介助、心臓マッサージ等々の甲斐あって、呼吸も安定し、荷台で今にも立ち上がりそうなくらい元気になった子牛を全力で抱えながら、洋子さんの運転する軽トラで子牛舎へと向かったのでした…。

ま、終わり良ければ全て良し、たまには高橋さんからの“面倒くさ〜い”仕事も役に立つんですね(苦笑)。
あのまま娘を迎えに行っていたら、こんなにサッと動けませんからネ。

ふぅ〜〜〜、よく動いた日曜日でした。

じゃがいも収穫

image

昨日は、肉牛部から3人、ネオポリスへじゃがいも収穫に行ってきました。他の職場のからも数人ずつ来ていました。
この畑では、男爵、にしゆたか、きたあかりの3種類のじゃがいもが植えられていて、男爵は芋掘りの機械で掘り起こせるんだそうです。
すでに機械で掘り起こした男爵は、この土日で全部拾ってしまいたかったそうで、土曜日、私たちも微力ながら、この適期作業をしてきた訳です。

今日は、次女を誰かが見てくれたら、また私はじゃがいも収穫に行けるな〜、という事で、くに絵ちゃんと千鶴代さんが交代で次女を見てくれることになり、私は今日もネオポリスへ向かったのです。

ネオポリスのじゃがいも畑に来てみると、昨日とはうって変わって誰もいない…。さすがに日曜日はみんな来られないか…。
で、作業は
・機械で掘り起こしたじゃがいもを拾ってコンテナに入れていく(簡単だけど途方に暮れる)
・機械では掘り起こせない品種のじゃがいもを引っこ抜いていく(楽しいけどちょっと体力がいる)
・引っこ抜いたあとを手で掘りながらじゃがいもをコンテナに入れていく(簡単で楽しい♪)
↑↑↑
これらは全て、私の勝手なイメージですが(笑)。
で、私なりに一人で考えて、まずは体力のある最初に引っこ抜く作業をして、その後、途方に暮れる方(笑)のじゃがいもを拾って、最後は簡単で楽しい方のじゃがいも掘りをすることに。

一人で作業をしていると、最近は特に悩みもないようで(ありがたいです)、考える事案もなく、なので鳥の囀りを聴きながら、“ホー、ホケキョ”は外国の人が聴いたら何て聴こえるのかな〜、“コケコッコー”が“クックドゥードゥルドゥー”って聴こえるくらいだから、きっと面白い答えが出てくるんじゃないかな〜とか、ホントくだらない事ばっかり考えながら淡々と作業をしていたのです(苦笑)。
まぁそんな感じで芋を拾っていたら、来てくれたのです、一人!!
あ〜、嬉しい〜!!
で、これまで私が一人で考えていたクダラナイ話を、ここぞとばかりにバァーッと喋りまくったのです(すみません、聴いて頂いてありがとうございました)。

彼女との作業は短い時間でしたが、お陰様で、その後もまた一人作業でしたが、愉しくじゃがいも収穫をやり切ることが出来ました!!やったぁ!!

けっこう頑張りましたよ、私。ちょっと自分を褒めてやりたいです(少しくらい良いですよね)。

ま、そういう訳で、めでたし、めでたし…♪

あ、昨日収穫したじゃがいもは、早速、豊里ファームに並んでいましたよ!
image

送る言葉

5月27日、私たち家族を含め、豊里の子ども達みんながお世話になった伊達鉄雄さんの告別式がありました。
私はそこで、伊達さんへの送る言葉を手紙にして読ませてもらいました。

当日は、伊達さんを前にしたら想いが溢れて(涙も)言葉が詰まってしまい、ほとんどちゃんと読めなかったのですが、手紙にする前の下書きが残っていたので、ここに載せさせていただきます。
手紙は、伊達さんと共に旅立っていきました。

伊達さんへ
私の日常の中に、伊達さんはあまりにも当たり前のように溶け込んでいたので、なんだか、まだバッタリ村の中で出逢えるような気がしています。

伊達さんは道で私を見つけると、あのいつものスクーターでスーッと近づいてきて、さくらんぼやあけび、キウイ、デコポンなどなど、珍しい季節の果物をスクーターの前かごから出して、「おぉ、これ、やるわぁ」って、それだけ言って、スーッと、また行ってしまうんです。
あ、ポケットから栗を出してくれたこともありました。伊達さんのところの栗の実、大きくて立派なんですよね。毎年、栗ご飯の季節が本当に楽しみでした。私の、愛和館メニュー、ベスト1です。

それから、伊達さんは子どもが大好きでしたね。
子ども達の夕食時には必ず伊達さんがすぐ近くのテーブルにいて、食事の終わった子どもを膝の上に乗せて、ずっと見ていてくれていました。いつも着ていたあの黒いダウンベストの左胸にある、3色に光るボタンを押すのが、子ども達の楽しみの一つでした。
私の娘達も本当にお世話になりました。

また、太陽の家の子ども達の大好きなお散歩コースは、伊達さんの畑でした。伊達さんの畑には、いつも必ず、何か食べられるものがなっているからです。そこで初めて出逢った木の実も沢山あります。
一時帰宅された時も、太陽の家の子ども達に会いたいと、お庭へ行かれたそうですね。
子ども達、大きくなっていましたか??
元気に走り回っていましたか??

この先もずーっと、お空の上から子ども達の成長を見守っていてくれますよね、きっと。

伊達さん、本当にありがとうございました。

平成27年5月27日
中江果林